倉方真紀子さん
身体と声を存分に喜んで生かしていきたい、動いていきたい私は、このトレーニングなら手に入れられると根拠のない自信で申し込みをしました。実際途中参加でトレーニングに入り、声を出す場面になるとキュッと急速冷凍されたような固まり、重みを感じ、逃げたい気持ちも出てきました。
ですが、稲井先生と、あゆ美先生の微笑みのなかで、まずはその場に居ることから始めることができました。同時に楽しんで身体ほぐしから入れたことも助かりました。
トレーニングはじめた時の私から出る声は、口の中に言葉をこもらせている、身体、口の固さで声が硬い音でした。最終回の私から出る音は、なめらかに森林を流れている空気、身体から響くようになっていました。それをみなさんの前で体験できたことが緊張したけれど、やってよかった体験になりました。日常で緊張することがあっても、身体、声ほぐしがあるから大丈夫。そんな声が内側から聞こえる最終回。
口の中を大きく、句読点を意識することを意識して、声を発していきます。
この機会に感謝します。