藤川由美さん

9月録音の時の声は、頼りない、幼い、力のない、切れそうな糸のような声でした。録音するときは、緊張しつつも、一生懸命声を出していたはずなのに…。
トレーニングを受ける中で、身体を使って声を出していなかったんだ、ということが、声の質が変わることによって体感できるようになりました。私はアシュタンガヨガを始めて7年になりますが、そのレッスンの前に「マントラ」という祈りの言葉を唱えます。マントラを唱える時に、おなかの底から声が出るようになり、息が長く続くようになり、深く低く響くような声が出るようになりました(昨夜の最後のレッスンでは、マントラを唱えようと準備していたのですが、発表時間が1分から30秒に変更になったので、即興の感想に変えました)。
レッスンの中で、一番難しかったのが「ん~あ~」で、身体に響く感じを探すことでした。何回やっても、喉を使っているようにしか感じられなくて、これかな?と思うまで10日はかかりました。今は、喉の奥の空間を広くして、おへそに力を入れて、「あ~」と行っている間に喉と口をさらに広くしながら音を頭頂部に運ぶようなイメージでできるようになったと、思っています。
今朝、Clubhouseのルームで声診断をしていただきましたが、継続して理想の声を出すって難しいなと率直に感じました。難しい理由は、マインドが声にも体調にも影響するからだと思います。
だからこそ、型を学ぶ必要があるんですよね!自分が欲しいマインドと声を、毎朝調律できるようになりたいです。
トレーニング後は、自分の声よりも人の声のほうが、幅や色、感情がわかりやすいです。元々、人の感情を察知する事には長けていますが、トレーニング後は、より一層わかるようになりました。声の雰囲気がイメージで見えるような感覚があります。響きも感じます。自分の声も、安定感が増しました。自分の声をしっかり聞きながら話せるようになりました。もっと繊細に聞き取って(録音して)、トレーニングを継続していきます。自分の声を聞くことは、自分と向き合うことにもなるのですね。
トレーニング後の今では、自分の声、結構好きになりました!
この感想を書いている今日は、なぜだか内省的な気分がしていますが(笑)
最後に、リクエストです。今後、卒業生向けに「ヴォイストレーニングを思い出す会」などをやっていただけると嬉しいです♪
稲井先生、あゆ美先生、相田さん、どうもありがとうございました☆

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